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2018年10月5日金曜日

半年前くらいにエレキの足下お手軽セットは完成したと思ったんですが、結局その後もちょこちょこ更新してまして、別に完成とか思わないでもいいやと気がつきました。2018年バージョンってことで。最近師匠がそんな記事を投稿されてて触発されました(笑)

このセットはコンパクトだけでやるぞと思って組んでいましたが、マルチに慣れている者にとっては当たり前の話で操作が大変なので、、コンセプトを曲げてBOSS MS-3を中心に考えることにしました。SEND/RETURNが3系統あることから、歪みやダイナミクス系だけ外部で空間系はMS-3で十分かなと。こういうマルチだとパッチが大量に作れるけど、あえて8つに絞るようにしました。(バンクを2つのみにする設定をして1+2や3+4同時踏みのどちらからでも同じバンクに移れることを狙って)これであの音どこやったっけ?とか悩まなくてもいいシンプルなセットが出来ました。
とはいえ色んな音は必要なときは必要なので、MS-3のプリセットボタンは1回踏むと任意のパラメータを変えられる仕組みにも出来るので、これを使って例えばクランチにトレモロをちょっとの間だけONとかが最小の操作かつ音切れなし(通常のパッチチェンジは残念ながら僅かに音切れします)で出来るように。それぞれの音色にあと一つあったらいいなというような音色をアサインすることで、8つのプリセット+αの使い方が出来て便利。これ設計した人エラいよ。
それに加えてエクスプレッションペダルをディレイ常時ONで掛かり具合を0〜任意の値まで可変出来るようにしたり、ソロの音は元々掛かってるので少しブースト出来る設定にしたり結構自由度が高くてこちらも便利。だけどBOSSのペダルはかかと側に遊びが多くて「踏み込んだらワウ」の設定にすると、ちょっとだけかかと側にしたつもりがOFFになってしまい、ここはちょっと不満。MS-3側の問題かペダルの個体差かと思ってRolandに問い合わせましたが、ペダル側がそういう仕様とのことでした。
書いてるうちにMS-3のレビューになってきましたね。やろうと思えば歪みやダイナミクス系も内蔵されてるので、一台で完結出来なくはないのですが、参加するバンドや会場の出音によって微調整が簡単にできたほうがいいので、クリーン、クランチ、歪みの3種類は別途コンパクトってことで落ち着きました。LINE6のHELIXはその点とっさの調整が演奏中でも出来るくらい簡単なので一台でも安心ですが、比較するとMS-3はコンパクトさ故の操作性なのでちょっとひと手間掛かってしまいます。
MS-3にSEND/RETURNで接続できるのは3系統なのでずいぶん悩みましたが、最終的にこうなりました。
緑のものは完全に同じ機種です(笑)One ControlのPersian Green Screamerは、側面に指ではギリギリ操作できないようなツマミがあり、これを切り替えると大きくキャラクターが変わり、当初クランチ用にいわゆるTS系として使うつもりでしたが、試しにもう一つのモードにしてみるとオーガニックでオープンなクリーン〜クランチの間くらいの美味しいところが出せるブースターに変身。相当悩んだ末同じ機種を入手することにしました。
赤い方は定番モデルですがJHSのAngry CharlieV3です。気持ちの良い歪みで自分にはDRIVEは中間くらいでも十分ですが、その気になればハードなやつでも行けそうです。これにする前はStrymonのRiver Sideを使ってました。これはもう歪み探しの旅は終わりやなと思うくらいしっくりきたのですが、デジタルでたまにある高周波のノイズが出るタイプで、一応EX-PROのノイズフィルターで解消は出来ますがデカいのと電力の消費が多くて、モバイルバッテリーで動かすと1ステージ持たないくらいだったのでアナログでローノイズなのを模索してました。お陰でこのセットだと手持ちの5000mAのものだと3〜4時間は持ちそうです。
どれもRolandのJC-120をEQ全て5にして及第点以上が出せるようにセッティングしたので、日本全国どこでも安心です。