ライヴは、同じ曲をやってもそれぞれの場所で感じる空気感の違いで、毎回新鮮な気分で臨んでいます。先日の福岡ではおそらく自身初の教会(の中のホールですが…)での演奏で、まだまだ暑い昼下がりでしたがピーンと厳かな雰囲気を味わいながら演奏しました。また、今日はイベントということもあり、会議室風な会場で行いました。この2点の違いはサウンド面で言うと、音の残響です。聴いて下さる方はどれほどそこに注力してらっしゃるかは分かりませんが、演奏側(サウンドメイクする側)としては、聴き心地が随分変わるのでは??と思い、色々工夫を重ねます。響かない所を響かせるのはまだ簡単ですが、既に響いてる所で音を引き締めるのはすごく難しいなぁと実感しました。
と、ここまで音の事を書きましたが、最近のライヴにお越しの方はご存知だと思いますが、最近は自分自身でPAセットを持ち込んで音作りする場面がタマにあるのです。電源確保~スピーカのちょっとした角度まで、勉強すべきことはまだまだ、まだまだありますが、ギターを弾くだけじゃなく、音が皆さんの耳に届くところまで自分たちで作り込めるのは結構楽しいものです。これからお越しの皆さん、会場によってはそんな事もやってますので、その辺も楽しみにして下さればと思います。
あ、そう言えば今日は岐阜でプチ観光しました。墨俣城です。名前は聞いた事あってもわざわざは行かなさそうな場所ですが、偶然近くを通りかかったので寄ってみました。写真の後ろの橋は「出世橋」と言うらしく、何か歩いただけで力が湧いてきた気がします(笑)

そんなちょっと寄り道がツアーの楽しみだったりもします。