過去幾つかの個人ブログをここに集約しました。今後頻繁ではありませんが、個人記事を投稿する場合はこちらに投稿していきます。サイドバーにはツイートも表示しており、こちらはより普段の日常を投稿しています。併せてどうぞ宜しくお願い致します。なお、feeltone musicのインフォメーション記事には【feeltone musicラベル】を付けて投稿しますので、インフォメーションのみご覧になられたい場合や、個人的な記事にご興味がない方はそちらからご覧ください。


2017年11月11日土曜日

以前からスタジオで制作された音源では一般的だったDDPファイルでのご入稿も、近年良質なCD-Rを入手することが困難になっていることもあり、個人(宅録)のお客様からのマスター音源のご入稿もDDPでお預かりすることが増えてまいりました。
DDP書き出しが出来るアプリケーションが増えたのも一因だと思いますが、これがひとクセありまして、Studio Oneを日本語環境でお使いの場合によくある問題として、、※Studio Oneを批判するものではありません。高い音質と動作の安定感では評価の高いDAWアプリケーションですので、制作にご利用いただく分には全く問題ございません。マスター書き出しの際の注意という意味での記事です。
「制作者が意図していない」CD-TEXT情報が含まれることが多くあります。
近年あまり使用されていないCD-TEXTですが、情報が含まれていること自体は問題ございません。ただそれが2バイト(全角英字)となっているケースが非常に多く、CD-TEXT対応のプレーヤーでも再生機器によってはエラー表示が起きるなど、工場でも動作保証外となります。CD-TEXTを削除するか、1バイト(半角英字)に変更してくださいませ。
CD-TEXT情報を入れたつもりが無かったり、全て削除したつもりでもDDPファイルのなかに、CDTEXT.BINというファイルが含まれていると、何らかの不要データが入っている可能性が高いです。
もし、修正が間に合わない場合は、当店で不要な情報を削除・修正も可能です。※作業料¥2,500+税となります。
<ご参考>
CD-TEXTは一部の対応プレーヤーで文字情報を表示できる仕組みですが、厳密な規格がなく、メーカーによって表示のされかたが様々ですので、制作者の意図しない表記になることがしばしばございます。
また、対応プレーヤーでも日本語や全角英字などの2バイト表記に対応する機器は少なく、文字化けまたはエラー表示になることがありますので、近年ではCD-TEXT情報を削除することが一般的です。
現在、普及しているiTunesなどで文字情報が表示されるしくみは、CDDB(Gracenote)といい、インターネット上で管理されているデータベースに、アクセスして情報を取得するものとなります。当店でも登録の代行が可能ですので、必要な場合はご相談くださいませ。
※オプション料金¥2,000+税(1アルバム分)
<村上喜洋>