さて、高校生になったボクは大分ワリの良い居酒屋さんのバイトを始めて、それなりに楽しく過ごしてましたが、音楽活動の方は大した事もせずヌルい日々を送ってました…。
高校生で音楽なイベントと言えばやっぱり文化祭とかありますよね。ボクらもそこで演れるのを楽しみにしてたのですが、学校のキマリとやらでクラスを横断した出し物(というのかは疑問)は一切禁止みたいな感じで、しかもバンドなんてもってのほか!という頭の固さ!
正直、スポーツが不得手なボクにとっては高校で目立つ(モテる)にはコレしかないやん!って思ってたので学校を続ける意味ないじゃんとすら当時考えてました…(笑)
で、苦肉の策で編み出したのが、、
ジャズ喫茶ならぬ『バンド喫茶』
当然、上記の条件(クラスを横断しない)をクリアする為に、クラス内でメンバー(ボーカルとベース)を即席で立てて、後の全員は喫茶のスタッフ。。要は自分らの欲求の為にクラス全員を巻き込んだとも言えます…(笑)スイマセン。。
それが決まったのが7月くらいで、本番は10月やったかな?なので、即席でお願いしたメンバーには夏休み返上で猛練習してもらい、何とか5~6曲そろえることが出来ました。
そんな無理矢理に見えた企画&準備でしたが、何ぶん音楽不毛な高校だったので、当日は大盛況!もう同じ曲を2日間、何ステージやったんやろってくらい演奏しました(笑)毎ステージ30~40人くらい入ってくれて10ステージくらいやったはずなので、これが今なら中々なチャージバックですね…。
何を演奏したっけな~、B'zとか、ユニコーンとか…あとブルーハーツもやったかな?女の子ウケを完全に狙ってました。。
そう言えば、その時の急遽ベースを担当してくれた子が「いいドラマーがおんねん」と紹介してくれて、その時の音源を手渡してくれたんですが、それがその後ずっと一緒にバンドをやってくY氏だったのが、今思えば実は一番の収穫だったかも知れません。
とにかく、、不純(?)な動機のライヴはこれが最初で最後かな。その後は少しずつ音楽とまじめに向き合う様になり始めました。
ちなみに写真は全ステージが終わってからの放心状態のメンバー達…のはず。
